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宮城県考古学会 > 学会事業・活動 > 総会・研究発表会 > 開催報告 > 令和元年度総会、研究発表会

 総会・研究発表会 <開催報告>

 令和元(2019)年度総会、研究発表会
 5月11日(土)に、東北学院大学ホーイ記念館において、2019年度宮城県考古学会総会・研究発表会を以下の日程で開催しました。

★総会10:00~10:50
 佐々木和博会長から開会の挨拶があり、つづいて議長団の選出により7件の議事が行われました。 
  議案第1号  2018年度の事業報告について
議案第2号 2018年度収支決算報告
議案第3号 細則の一部改正(案)について
議案第4号 東日本大震災復興調査成果の活用に関する委員会設立準備について
議案第5号 『大地からの伝言』の増刷について
議案第6号 2019年度の事業計画(案)について
議案第7号 2019年度収支予算(案)

 以上の各議案について幹事長および総務幹事から説明があり、審議の結果、議案第1号から第7号まで承認されました。その他として桑原滋郎氏、進藤秋輝氏、佐藤信行氏に顧問を委嘱したことを報告いたしました。また、会員より部会活動について多くの会員に広報すべきとの意見がありました。
 本総会で議案第4号「東日本大震災復興調査成果の活用に関する委員会設立準備について」が可決されました。これを受けて、今年度は「東日本大震災復興調査成果活用実行委員会」を立ち上げる準備期間としました。その要綱は こちら(PDF形式,91KB)の通りとなっています。本委員会への立候補希望者は、10月末日までに総務幹事まで申し出て下さい。

★研究発表会11:00~17:00
 研究発表1件、特集講演1件、特集発表7件の口頭発表がありました。口頭発表の合間に、灰塚山古墳出土遺物の展示が行われました。報告後、宮城県考古学会 古川一明氏の司会により報告者全員により意見交換が行われました。最後に、佐久間光平副会長から閉会の挨拶があり、本会は終了しました。

  ○口頭発表
 研究発表
  「9世紀後半の須恵器坏における技術変化
         ‐「コテ状工具」に関する実験的研究‐」
舘内魁生氏
 特集『東北南部の中期古墳を考える』
  特集趣旨説明
  基調講演「福島県喜多方市灰塚山古墳の発掘調査成果」 東北学院大学
辻 秀人氏
  報告「灰塚山古墳出土竪櫛の意味」 仙台市教育委員会
相川ひとみ氏
  報告「灰塚山古墳出土分離式神獣鏡について」 名取市教育委員会
鈴木舞香氏
  報告「灰塚山古墳棺外副葬について」 東北学院大学大学院
横山 舞氏
  報告「灰塚山古墳出土箱式石棺の構造」 東北学院大学大学院
髙橋伶奈氏
  研究報告「東北の中期古墳の埋葬施設と副葬品」 福島大学
菊地芳朗氏
  研究報告「東北地方中期古墳の特質」 東北大学総合学術博物館
藤澤 敦氏
  研究報告「東北地方古墳出土人骨の特徴」 新潟医療福祉大学
奈良貴史氏

【成果報告】
当日は、会員・会員外あわせて約150名の参加があった (会員は約85名) 。
会員より1本の研究成果発表があり、一般・研究者の区別なく、広くその成果の共有を図った。
特集では東北学院大学辻ゼミナールが発掘調査を行った福島県喜多方市灰塚山古墳の調査成果の発表と東北地方南部の中期古墳の埋葬施設と副葬品や社会の状況、東北地方南部の古墳出土の人骨についての発表をいただいた。
灰塚山古墳出土の鉄製品や竪櫛といった普段は見ることが出来ない貴重な出土資料の展示を開催した。
発表者による意見交換を行った。活発な意見交換があり、東北地方南部の中期古墳についての調査成果と今後の課題について共有を図った。
閉会後に懇親会を行い、意見交換・情報交流を図った。(32名参加)

【今後の課題】
特集では調査成果の発表会だけでなく、実物の資料の展示により、発表者・参加者の別なく、活発な情報共有・課題検討の場とすることができた。今後もより一層の内容充実に努めたい。
開催にあたり、情報発信については1ヶ月前からHPでの周知、連絡紙の周知、新聞での周知に努めた。しかし、アンケートではもっと会員外、一般向けにPRしたほうがいいとの意見もあった。周知については、さらにどのような方法があるか、検討を行いたい。

受付 会場風景
開会挨拶 佐々木和博会長 総会議長団
事業報告等 菅野智則幹事長 収支決算報告 及川謙作総務代表幹事
灰塚山古墳出土資料展示風景
研究発表 舘内魁生氏 特集基調講演 辻秀人氏
特集報告 相川ひとみさん 特集報告 鈴木舞香さん
特集報告 横山 舞さん 特集報告 高橋伶奈さん
研究報告 菊地芳朗氏 研究報告 藤沢敦氏
研究報告 奈良貴史氏 特集討論
特集討論

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