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宮城県考古学会遺跡調査成果発表会 > 開催報告 > 令和4年度宮城県遺跡調査成果発表会

 宮城県遺跡調査成果発表会<開催報告>

 令和4年度 宮城県遺跡調査成果発表会

 令和4年度宮城県遺跡調査成果発表会は令和4年12月10日(土)に、宮城県教育委員会、栗原市教育委員会、宮城県史跡整備市町村協議会の共催を得て、下記の日程で栗原文化会館2階研修室において開催されました。

<開催概要>
期日 令和4年12月10日(土) 10:20~16:00
会場 栗原文化会館2階研修室
主催 宮城県考古学会
共催 宮城県教育委員会・栗原市教育委員会・宮城県史跡整備市町村協議会
内容 口頭発表9件・資料発表10件、遺物展示7件
入場料 無料(発表資料は希望の場合、500円頒布(会員以外))

<成果報告>
当日は、県内外より考古学に関心を寄せる方々延べ72名(報道機関1社)の参加があった。本年度(令和3年度後半分を含む)県内で実施された発掘調査成果を総括する発表であった。参加頂いた方々にとっても、考古学や郷土の歴史に関心を寄せる一助となったと考えられる。
感染症対策を行いつつ、これまでの開催方法と同形態で開催を行うことができた。
パソコンを利用したスライドによる発表が全体を占め、調査担当者から現場を直に説明頂くような形で発表会を開催した。
各発表の最後に質疑応答の時間を確保した。各発表に質疑があり、活発な意見交換が行われた。
また、遺物の展示を行い、発表の理解を進める上で大変好評であった。展示会場では各参加者間で活発な意見交換が行われた。

<今後の課題>
本会について、より多くの方に知っていただき、遺跡や調査について興味・関心を高めていけるよう、さらなる周知や情報発信に努めたい。
今年度も遺物展示を行い、好評であった。今後も継続できるようにしたい。
今年度も発表遺跡から出土した遺物の展示を実施することができ、恒例となりつつある。建設的な意見として、展示遺物についての簡単な解説を担当者にお願いする時間を設けてもよいのではとの意見があった。
上記の課題をふまえ、本会が、単なる情報発信にのみ留まるのでなく、参加された方々相互の親睦や意見交換が促進され、ひいては郷土への理解を深めてゆく機会となるよう、今後も努めていきたい。

開会挨拶
(佐久間光平会長)
開会挨拶
(栗原市教育委員会教育長 佐藤新一様)
総合司会
(安達訓仁企画代表幹事)
司会
(午前 戦場由裕会員、武田裕光会員)
司会
(午後 大場亜弥会員、田村正樹会員)
栗原市 高田山遺跡
(栗原市教育委員会 阿部理絵さん)
仙台市 郡山遺跡
(仙台市教育委員会 妹尾一樹さん)
岩沼市 原遺跡
(岩沼市教育委員会 熊谷 篤さん)
多賀城市 多賀城跡
(宮城県多賀城跡調査研究所 初鹿野博之さん)
仙台市 羽黒前遺跡
(仙台市教育委員会 髙橋純平さん)
栗原市 後沢遺跡 後沢道南遺跡
(宮城県教育委員会 廣谷和也さん)
大崎市 大吉山瓦窯跡群
(宮城県多賀城跡調査研究所 古田和誠さん)
大衡村 吹付C窯跡
(宮城県教育委員会 佐藤 渉さん)
仙台市 蒲生御蔵跡
(仙台市教育委員会 平間亮輔さん)
閉会挨拶
(鹿又喜隆副会長)
遺物展示
会場風景(発表)

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