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特集:「宮城県における歴史地震・津波災害
−考古学的検討を今後より深めるための第一歩」
2012年度総会、特集講演・研究発表会は、2012年5月20日(日)、下記の日程で東北歴史博物館講堂において開催されました。
総会10:00〜10:50
田中則和副会長から開会の挨拶があり、つづいて相原淳一会員(議長)、山川純一会員(副議長)、大久保弥生会員(書記)がの議長団により、5 件の議事が行われました。
議案第1号 2011年度の事業報告について
議案第2号 2011年度収支決算報告(案)
議案第3号 2012年度の事業計画(案)について
議案第4号 2012年度収支予算(案)
議案第5号 役員改選
以上の各議案について担当幹事(議案第1・3・5号は大場亜弥幹事長、第2・4号は鹿又喜隆総務代表幹事)から説明があり、審議の結果、議案第1号から第5号まで可決承認されました。
研究発表会10:00〜10:50
特集「宮城県における歴史地震・津波被害‐考古学的検討を今後深めるための第一歩‐」
講演
「慶長奥州地震津波の歴史学的分析」 蛯名祐一
研究発表
「縄文時代における古津波堆積層」 相原淳一
「宮戸島の震災履歴」 菅原弘樹
「仙台平野の弥生時代・平安時代の津波痕跡」 斎野裕彦
「発掘調査により知られる貞観11 年(869)陸奥国巨大地震・津波の被害とその復興」 柳澤和明
「2011 年東北地方太平洋沖地震に伴う津波堆積物と古津波」松本秀明
討論
以上の講演1 件と研究発表5件を行ないました。参加者は延べ200 名あり、特集目的のとおり今後の研究の第一歩とすることができました。
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