出土した緑釉陶器。内側に花の模様があります。
東海地方の窯で焼かれたものと考えられるそうです。
交差点に埋設された土器。埋められた土器は2個の甕(かめ)の口を合わせて、立てた状態になっていました。
これまで多賀城跡の周辺で30例ほど見つかっていて、交差点付近に埋められていることが多いそうです。
このことから、道路に関係する祭祀(さいし)に関係するものと考えられています。
道路を説明しているところ。
現地説明会では実際に古代の道路跡を歩くことができます。
説明会の様子。
道路跡を北から見る。
中央が道路跡で、その脇に道路側溝が掘り込まれています。
道路には数時期の変遷があると考えられるそうです。
市川橋遺跡現地説明会 9/23(土)10:30〜
多賀城市市川
宮城県教育委員会による市川橋遺跡発掘調査の現地説明会がありました。
今回の調査では今からおよそ1,000年前ぐらいの古代の道路跡が発見され、交差点には土器が埋設されていました。
また、緑釉陶器など当時では高級な食器も見つかったそうです。