2010年度イベント情報
*最新の情報や日時については各自お問い合わせください。また、「イベント情報」掲載後に変更があった場合等はご容赦ください。
*過去のイベント情報のリンク切れについてはご容赦ください。
○仙台市 縄文の森広場 ミニ企画展
「縄文人の食べ物 名取川沿いの縄文ムラと冬の食べ物」
期間:平成23年1月21日(金)〜3月21日(祝・月) ※休館日:月曜日・休日の翌日(休日または土・日曜日にあたる日を除く)・第4木曜日
会場:展示室企画展コーナー
「冬のミニ企画展みどころ」 縄文人の食べ物―名取川沿いの縄文ムラと冬の食べ物
【下ノ内浦・大貝中・沼原A遺跡】
冬は縄文人にとって狩りの季節です。名取川沿いの遺跡からは獣を捕まえる落とし穴と 考えられる跡が多数発見されています。また,狩りの道具であるさまざまな石器が出土して いますので獲物となった動物たちとともに紹介いたします。
@仙台市で12遺跡170個ほど見つかっている落とし穴の様子 Aその下ノ内浦・大貝中遺跡で出土している早期などの石器類 B縄文人の獲物となった動物達(アナグマ・タヌキ・イタチ・うり坊の剥製)
詳しくはこちら
○仙台市
縄文の森広場 「縄文講座」
縄文時代を深く理解するために,各分野の第一人者をお招きして開催する講演会です。 今年度は「すごいぞ縄文人」と題して,12〜2月までの毎月1回,注目される3つのテーマを中心に行われます。
日時 |
平成23年2月20日(日) 13:30〜15:00 |
お申込み |
事前の申し込みは不要です。当日、直接会場までお越し下さい。 |
○仙台市
縄文の森広場 「縄文講座」
縄文時代を深く理解するために,各分野の第一人者をお招きして開催する講演会です。 今年度は「すごいぞ縄文人」と題して,12〜2月までの毎月1回,注目される3つのテーマを中心に行われます。
お申込み |
事前の申し込みは不要です。当日、直接会場までお越し下さい。 |
○仙台市 第53回文化財展「木といきる」―12月7日から開催中
会 場:仙台市博物館1階ロビー 日 時:12月7日〜12月19日日 入場無料 内 容:遺跡出土の木製品の展示と木製品の保存処理の方法や過程について解説 詳しくはこちら
○平成22年度 宮城県遺跡調査成果発表会日程 平成22年度宮城県遺跡調査成果発表会は、下記の内容で実施されます。 ※参加費無料、資料代1,000円
日 時:平成22年12月11日(土) 会 場:亘理町悠里館
視聴覚ホール(亘理駅東口前) 主 催:宮城県考古学会 共 催:宮城県教育委員会、亘理町教育委員会、宮城県史跡整備市町村協議会 日 程:
<開催行事>10:00〜10:10 ○開会宣言 ○主催者あいさつ ○亘理町教育委員会教育長あいさつ <発 表>11件
1.10:10〜10:35 北小松遺跡(縄文)、宮城県教育委員会 宮城県webサイトへのリンク
2.10:35〜11:00 法領塚古墳(古墳)、仙台市教育委員会 仙台市教育委員会webサイトへのリンク
3.11:00〜11:25 桜小路横穴墓群(古代)、亘理町教育委員会
4.11:25〜11:50 高崎古墳群(古代)、多賀城市教育委員会 昼 食 ・ 休 憩 (80分)
5.13:10〜13:45 大野田官衙遺跡(古代)・六反田遺跡(古墳)、仙台市教育委員会 仙台市教育委員会webサイトへのリンク
6.13:45〜14:20 多賀城跡(古代)、多賀城跡調査研究所 宮城県多賀城跡調査研究所webサイトへのリンク
7.14:20〜14:45 日の出山窯跡(古代)、多賀城跡調査研究所 宮城県多賀城跡調査研究所webサイトへのリンク
8.14:45〜15:10 赤井遺跡(古代)、東松島市教育委員会 休 憩 (15分)
9.15:25〜15:50 薬師堂東遺跡(古代・近世)、仙台市教育委員会 仙台市教育委員会webサイトへのリンク 10.15:50〜16:15 谷原遺跡(縄文〜近世)、山元町教育委員会 宮城県webサイト内での紹介へのリンク 11.16:15〜16:40 松島町雄島海底板碑に関する調査(中世)、東北学院大学
<閉会行事>16:40〜16:45 ○閉会あいさつ ○閉会宣言
<資料発表>11件 1.薬莱原15遺跡(旧石器)、加美町教育委員会 2.室浜貝塚(縄文)、東松島市教育委員会 奥松島縄文村歴史資料館webサイトへのリンク 3.西浦B遺跡(H21)(縄文)、蔵王町教育委員会 4.通木田中前遺跡(縄文・弥生)、大崎市教育委員会 5.西石山原遺跡(縄文・古代)、宮城県教育委員会 6.灰塚遺跡・天神前遺跡(古代)、大崎市教育委員会 7.鶴館遺跡(古墳・近世)、大郷町教育委員会 8.羽場遺跡(古代)、宮城県教育委員会 宮城県webサイトへのリンク 9.石巻城跡(中世)、石巻市教育委員会 10.西須賀原遺跡(近世)、岩沼市教育委員会 11.仙台城跡(造酒屋敷)(近世)、仙台市教育委員会
仙台市教育委員会webサイトへのリンク
<懇親会> 会 場:居酒屋 YOSAKU(亘理駅西口より徒歩5分) 開始時間:17:20〜 会 費:一般4,000円 学生3,000円(要申し込み、当日申し込み可) 連
絡 先:宮城県考古学会 企画幹事会 芳賀英実 TEL070-5478-3485
○仙台市
縄文の森広場 ミニ企画展 「縄文人の食べ物―名取川沿いの縄文ムラと秋の食べ物」 【上野遺跡の世界】
期間:平成22年10月15日(金)〜12月19日(日) ※休館日:月曜日・休日の翌日(休日または土・日曜日にあたる日を除く)・第4木曜日 会場:展示室企画展コーナー 展示総数:57点(縄文土器36
,土偶12 ,土製品7
,石垂飾品2)1 はじめに 平成16年から17年にかけて,仙台市太白区富田にあります上野遺跡(うわのいせき)が 道路建設に伴い発掘調査され,約5000前の夥しい縄文土器や貴重な装身具など多数の 考古資料が発見され,仙台市域最大級の縄文時代の集落跡であることが明らかとなり, 注目を集めたところでございます。 今年,3月に発掘調査報告書(仙台市教育委員会文化財課)が刊行され,その詳細が判 明したことから,このたび,その代表的な出土遺物(平成16年・17年以前の調査を含む) 及び縄文人の秋の食べ物を展示いたします。
見どころ
第1にみごとな装飾のものを含む大小の縄文土器の数々(総数36点) 第2に穴の中に大切に納められていた権威のシンボルと考えられるヒスイ製のペンダント(「大珠」 たいしゅ) 第3に出土例が極めて少ない皮袋形土器や土笛形土製品,縄文人の片鱗をしのばせる土偶など また,秋は,縄文人にとって食料確保の季節であり,上野遺跡からオニグルミ,クリ,サケの骨など縄文人の重要な秋の食べ物が出土しております。今年の2月に記者発表された奈良県橿原市の観音寺本馬遺跡の縄文時代のクリ林跡の写真など最新の情報と当館の広場や「縄文畑」で収穫された縄文時代の秋の食べ物であるクリ・アワ・キビなどを展示いたします。 会場のスペースは狭いのですが,通常のミニ企画展の規模を超えて,できうる限り露出展示を多くいたしますので,仙台最大級の縄文ムラ(約5000年前)が産み出した芸術品ともいえる出土品の数々と縄文人の秋の食べ物の現物をぜひ,身近にご覧ください。
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○山元町谷原遺跡発掘調査現地説明会
◆日時:平成22年9月26日(日) 午後1時30分から ◆会場:谷原遺跡発掘調査現場 山元町山寺字谷原(山下小学校の西側約1kmです) ◆説明者:山元町教育委員会生涯学習課職員 ◆調査主体:山元町教育委員会 ◆調査協力:宮城県教育委員会 ◆問い合わせ先: 山元町生涯学習課 電話 0223-37-5116(内線424) ◆調査の概要: 縄文時代の土坑、古代の竪穴住居、中世の掘立柱建物などが多数発見されています。 また、縄文土器、土師器、須恵器、中世登記、石器などが出土しています。
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○亘理町桜小路横穴墓群発掘調査現地説明会
◆日時:平成22年9月18日(土) 午後1時30分から ◆会場:桜小路横穴墓群発掘調査現場 ◆説明者:亘理町教育委員会生涯学習課職員 ◆調査主体:亘理町教育委員会 ◆調査協力:宮城県教育委員会 ◆問い合わせ先: 亘理町生涯学習課 電話 0223-34-8701
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○赤井遺跡フォーラム「赤井遺跡ってなに?1,300年前の赤井の風景」
日時:9月25日(土)9:30〜12:00
場所:東松島市赤井市民センター ホール
内容:
報 告「赤井遺跡の発掘調査でわかったこと」
佐藤敏幸・山崎恵章
フォーラム「1,300年前の赤井の風景」開催」
コーディネーター:岡村道雄
パネラー :進藤秋輝、山中敏史、熊谷公男、渥美耕太郎、山崎恵章
○日本人類学会・骨考古学分科会シンポジウム「骨考古学から見た古代蝦夷・隼人」
(要旨) 本年2010年は平城遷都1300周年の節目の年でもあり、奈良時代を中心とした古代史への 関心が再燃しつつある。 当時の東北地方や九州地方南部には、畿内政権によって「蝦夷(エミシ)」や「隼人(ハヤト)」と呼ば れた人々が居住しており、朝廷にまつろわぬ者との認識のもと、しばしば叛乱を起こしたとして「征討」 の対象になったことは、限られた文献史料を通じてよく知られてきたことである。しかしながら、この人々 の具体的な実像や生活については、考古学的調査が進展してきたとは言え、まだ不明な点も少なくない。 今回のシンポジウムでは、自然人類学・骨考古学の視点から、古代東北・南九州に住んでいた人々の 身体的特徴や遺伝的多型について知り得た近年の情報を紹介・比較するとともに、動物利用や食性など に基づいた生活史の一端をも垣間見ることによって、今後「蝦夷」や「隼人」をどのように理解すべきかを 考える一助としたい。
<*><*><*><*><*><*><*><*><*><*><*><*><*><*><*><*><*><*><*> 2010年10月2日(土) 9:00〜12:00,14:30〜15:30 会
場 : だて歴史の杜カルチャーセンター大ホール (JR伊達紋別駅からタクシーで8分、バスで15分) 所在地 :
〒052-0012 北海道伊達市松ヶ枝町34番地1 問合先 : だて歴史の杜カルチャーセンター (TEL 0142-22-1515) 主 催 :
日本人類学会・骨考古学分科会 共 催 : 科学研究費補助金 基盤研究(B) 「新手法による日本人集団の形成に関する研究」 U R L :
http://www.jinrui.ib.k.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi/osteoarchaeology 入場無料
<*><*><*><*><*>
公開シンポジウム
<*><*><*><*><*> <<プログラム>> 9:00 開会 基調講演
(9:10〜10:50) 【『蝦夷』とは何か−文献史学の立場から】 熊谷公男(東北学院大学文学部) 【彼らは何故『隼人』と呼ばれたか?−考古学の視点から】 北郷泰道(宮崎県埋蔵文化財センター) 各論講演A:
動物遺体と古人骨
(10:50〜12:00) 【古代東北における動物利用】 菅原弘樹(東松島市奥松島縄文村歴史資料館) 【古人骨からみた東北古代人】 瀧川
渉(国際医療福祉大学) ・川久保善智(佐賀大学医学部) 【古人骨からみた南九州の古墳時代人】 竹中正巳(鹿児島女子短期大学) 各論講演B:
DNA分析と安定同位体食性解析 (14:30〜15:30) 【東北古代人のミトコンドリアDNA解析】 安達
登(山梨大学医学部) 【同位体でみた古墳時代から古代の食生態とその地域性】 米田 穣 (東京大学新領域研究科)・瀧川 渉 ・竹中正巳
・向井人史(国立環境研究所) 15:30
閉会
*12:00〜14:30の間、休憩と日本人類学会総会および評議員会のため中断します。
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○北小松遺跡発掘調査現地説明会
◆日時:平成22年9月4日(土) 午後1時30分から ◆会場:北小松遺跡発掘調査現場 ◆説明者:宮城県文化財保護課職員 ◆調査主体:宮城県教育委員会 ◆問い合わせ先: 宮城県教育庁文化財保護課埋蔵文化財第2班 電話 022-211-3685
◆調査の概要: 北小松遺跡は大崎市田尻に所在する縄文時代晩期を中心とした遺跡です。 調査の結果、現水田下に広がっていた縄文時代の「沼」の沿岸部にあたる地点から 縄文時代晩期(約2,500年前)の掘立柱建物跡や、良好な状態の犬の墓5基などを発見 しました。 出土遺物には多量の縄文土器、石器(石鏃・石匙・石斧など)、石製品(石棒・石刀など)、 土製品(土偶・土版・耳飾など)、骨角製品(腰飾・髪飾・銛・ヤスなど)があり、このほか、 縄文人の食糧となった鳥獣魚骨(イノシシ・シカなど)や貝類(ヌマガイなど)などもみつかりました。
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○仙台市「六反田遺跡・大野田官衙遺跡遺跡見学会」 日時:9月4日(土)午前10時から 場所:仙台市太白区大野田字竹松ほか
○仙台市「薬師堂東遺跡遺跡見学会」 日時:9月4日(土)午後2時から 場所:仙台市若林区木ノ下3丁目地内
詳しくはこちら
○多賀城跡調査50周年記念フォーラム 「よみがえる北の都〜多賀城に生きた人びと〜」
特別史跡多賀城跡附寺跡は古くから奈良の都・平城京、九州大宰府と並び称されてきた我が国を代表する奈良時代・平安時代の遺跡です。 昭和35年に、宮城県、多賀城町、河北文化事業団が共同で「史跡多賀城跡発掘調査委員会」を設置して以来、現在までその実態解明と保存活用を図るための調査を継続しております。今年、調査開始から丁度50年目という大きな節目の年を迎えます。 この間、多賀城跡については、発掘調査の現地説明会開催、報告書の刊行や各種研究会での調査成果の発表、発掘調査に基づく環境整備事業、史跡公園としての公開・活用などを通し情報公開に努めてきました。 今回の多賀城跡調査50周年記念フォーラムは、作家高橋克彦氏による基調講演と各界著名人をパネリストに迎えて、多賀城に関わった人びとから見た多賀城の姿を、これまでの発掘調査の成果をもとに、多角的な視点から討論し、多賀城跡の史跡としての価値とその魅力を多くの方々に紹介いたします。 なお、このフォーラムは、東北歴史博物館で開催する特別史跡多賀城跡調査50周年記念特別展「多賀城・大宰府と古代の都」と一連の事業として実施するものです。
日 時 平成22年9月23日(木:祝日、秋分の日) 13:00〜16:00(受付・開場:12:00〜)
会 場 多賀城市文化センター 大ホール (〒985-0837 多賀城市中央2丁目27−1 TEL:022-368-0131)
定 員 1,000名(参加費無料ですが、事前申込みをお願いします。申込みをされた方には入場整理券をお送りします。申込みされていない場合も当日参加できますが、申込みされている方を優先してご案内します。)
主 催 宮城県多賀城跡調査研究所 東北歴史博物館 多賀城市 多賀城市教育委員会 河北新報社
後 援 NHK仙台放送局 TBC東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ KHB東日本放送 Date
fm ケーブルテレビマリネット 朝日新聞仙台総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局 産経新聞社東北総局 東奥日報社 岩手日報社 岩手日日新聞社 秋田魁新報社 山形新聞社・山形放送 福島民報社 福島民友新聞社 宮城県考古学会 (財)宮城県文化財保護協会 多賀城市観光協会 多賀城・七ヶ浜商工会
日 程
12:00〜 受付・開場 13:00〜13:15 開会・挨拶 13:15〜14:05 基調講演「北の炎」 高橋克彦
氏(作家) 14:05〜14:20 休憩 14:20〜15:50 パネルディスカッション「多賀城に生きた人びと」 コーディネーター:進藤秋輝
氏(前東北歴史博物館長) パネリスト:菊地健次郎 氏(多賀城市長)・熊谷公男 氏(東北学院大学教授)・高橋克彦 氏(作家)・平川南
氏(国立歴史民俗博物館長) 15:50〜16:00 閉会
詳しくはこちら
○仙台市博物館特別展 「インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン」
期間 7月2日(金)〜8月22日(日)
好評開催中!
会場 仙台市博物館 内容 9世紀から14世紀頃にかけて南米ペルー北海岸に栄えたシカン文化。 南イリノイ大学の島田泉教授と文化学術調査団が行った約30年に及ぶ調査によってその存在が明らかにされ、 島田教授はこの文化を、この地域の言葉で「月の神殿」を意味する「シカン」と名付けました。 「黄金の都」と称されるように、シカン文化は高度な合金技術を持ち、独特の宗教文化を持っていました。 この展覧会では、黄金製の大仮面や儀式用のナイフであるトゥミ、貝殻を使った装飾品・土器など192件の 資料を通してシカンの宗教や社会について紹介します。
詳しくはこちら
<主な展示資料> 黄金の儀式用トゥミ ペルー文化庁・ペルー国立考古学人類学歴史学博物館蔵, シカン黄金製大仮面 ペルー文化庁・ペルー国立シカン博物館蔵, 大型魚をかたどった灰色橋型単注口壺 ペルー文化庁・ペルー国立ブリューニング考古学博物館蔵, ウミギクガイ形黒色土器 ペルー文化庁・ペルー国立考古学人類学歴史学博物館蔵, 装飾付き木製輿の背部 ミゲール・ムヒカ・ガヨ財団/黄金博物館蔵, 銅合金の仮面をつけた遺体包み ペルー文化庁・ビセ財団/エル・ブルホ学術調査団蔵
○多賀城跡調査50周年記念特別展 「発掘された日本列島2010」展
期間 平成22年9月14日(火曜日)〜10月11日(月曜日)
展示会場 多賀城市埋蔵文化財調査センター収蔵展示室(多賀城市文化センター内) 開催要項開催期間 平成22年9月14日(火曜日)〜10月11日(月曜日)
展示会場 多賀城市埋蔵文化財調査センター収蔵展示室(多賀城市文化センター内) 開催時間 9時〜16時30分(土曜日のみ18時30分まで)
休館日 開催期間中無休
観覧料 大人・大学生 500円、65歳以上 400円、高校生 200円、小・中学生 無料、身障者 250円(付き添い1名に限り同額) ※団体 上記金額の8割
東北歴史博物館で開催する「多賀城・太宰府と古代の都」展の共通チケット1,000円も発売中!!
展示内容 2009年に全国で行われた9,000件以上の発掘調査のうち、特に注目を集めた20遺跡と、特別史跡「キトラ古墳」「高松塚古墳」の調査成果を速報します。日本全国で明らかとなった超一級の資料を多賀城で見ることのできるまたとない機会ですので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
同時開催古代都市多賀城−土に埋もれた地方都市−展示会場 多賀城史遊館
観覧料 無料
展示内容 多賀城跡の南側には、平安時代に「地方都市」とでも呼ぶべき整然としたまち並みが建設されていました。 このまち並みは、文献資料に「城下」として一度登場していますが、その様子について知る資料は全くありませんでした。 近年、多賀城南面の調査が進み、土の中からこのまち並みが姿を現しつつあります。今は埋もれてしまい、目にするこ とができない古代地方都市の様子を、出土した様々な遺物や写真をとおして紹介します。
記念講演会 「東北からみた邪馬台国」−邪馬台国は畿内?九州?−日時 平成22年9月26日(日曜日) 13時〜16時30分
会場 多賀城市文化センター 小ホール
講演 石野博信氏(兵庫県立考古博物館長)、禰宜田佳男(文化庁記念物課主任調査官)、藤沢敦氏(東北大学埋蔵文化財調査室特任准教授)
入場無料(入場には整理券が必要です)
申込方法 往復ハガキの返信用に住所、氏名を記載し、往信用裏面に、住所、氏名(フリガナ)、年齢、電話番号、このイベントを何で知ったのかを記入の上、 多賀城市埋蔵文化財調査センターあて申込ください。(郵便番号985-0873 多賀城市中央二丁目27-1) 申込方法(PDF形式 537KB)
申込締切 9月12日(当日消印有効)
:※応募者多数の場合は、抽選とさせていただきます。結果は返信はがきでお知らせします。
講演内容「発掘された日本列島2010」展の中でも特に目玉となるのが、「邪馬台国」が登場する3世紀頃を中心とした時代の遺跡です。卑弥呼の宮殿跡かと報じられた奈良県纒向(まきむく)遺跡や、魏志倭人伝に登場する伊都国・奴国の領域と考えられる福岡県須玖遺跡や三雲・井原遺跡などの調査により、邪馬台国論争が再燃しています。邪馬台国は畿内と九州どちらにあったのか?その頃の東北地方はどのような様子だったのか?講演者の話を聞きながら、遙か古代へ思いを馳せてみませんか。
詳しくはこちら
○日の出山窯跡群 F地点第3次発掘調査現地説明会
日時 平成22年7月17日(土) 午前10:30より
会場 日の出山窯跡群F地点発掘調査現場 加美郡色麻町大堰堀20地内(Yahoo!地図)
調査共催 色麻町教育委員会
調査の成果 F地点東斜面の調査を行った結果、4基の窯跡、溝、土壙などを検出しました。窯跡はいずれも地下式窖窯で、平瓦・丸瓦・軒平瓦・軒丸瓦のほか、須恵器も焼成しています。東斜面の瓦は、多賀城第T期でも比較的古い時期のもので、この時期の窯跡が日の出山窯跡群で調査されたのは初めてのこととなります。 今回、東斜面地区で窯跡群の様相が確認されたことによって、F地点の全貌もほぼ明らかになりました。東斜面地区には4基の窯跡が、西斜面地区には3基の窯跡と工房域が存在し、東斜面の窯跡は西斜面よりも古い時期に操業されています。それらが判明したことは日の出山窯跡群の変遷を考えるうえで重要な成果であり、多賀城を中心とした当時の瓦や須恵器の生産体制、工人集団や技術の移動などを考えるうえでも貴重な資料となりました。
その他 発掘調査現場はスギ林内で、足場も悪い状態ですので、ご来跡の際は長袖の服、帽子、長靴等をご準備ください。
(多賀城跡調査研究所webサイトより抜粋一部編集しました)
問い合わせ 宮城県多賀城跡調査研究所 電話:022-368-0102
詳しくはこちら
○利府町郷土資料館 企画展 硯沢窯跡〜「宮城郡」と刻まれた土器
会場 利府町郷土資料館(利府町障害学習センター2階)宮城郡利府町中央二丁目11−1
期間 平成22年7月22日〜10月11日
開館時間 9:00〜17:00
入館料 無料
三陸自動車道(仮称)春日パーキングエリア建設工事に伴い発掘調査を実施し、奈良時代(8世紀前半)の須恵器窯跡などを発見しました。 |
須恵器窯跡からは多数の須恵器が出土し、その中には、「宮城郡」と当時の郡名が刻まれた土器が含まれていました。 |
今回の企画展では、「宮城郡」と刻書された須恵器をはじめ、硯沢窯跡から出土した須恵器を展示し、国府多賀城を支えた重要な生産拠点としての「硯沢窯跡」を紹介します。 |
■関連企画
硯沢窯跡発掘調査報告会
期日 平成22年8月1日(日) 13:30〜14:30
場所 利府町生涯学習センター3階
宮城郡利府町中央二丁目11−1
入場料 無料(事前申し込み等不要)
○東北歴史博物館 特別史跡
多賀城跡調査50周年記念特別展 『多賀城・大宰府と古代の都』
期 間:9月4日(土)〜10月24日(日)
場 所:東北歴史博物館
詳しくはこちら
○環境考古学会(The Association for Environmental Archaeology (AEA)
Annual Conference)ご案内・発表募集
「環境考古学」という分野が、1980
年に「環境考古学事始」(NHKブックス :安田喜憲)という本ではじめて日本で紹介されてから 30
年がたちます。それを記念し て、アジアで初めての国際環境考古学会を日本で開催することとなりました。また、この 学会自体も発足から 30
年目を向かえましたが、アジアでは始めての開催となります。今ま では主にヨーロッパでの開催であったため、アジア人の参加は毎年少なく、この機会に日 本を含むアジアからの多くの研究者の参加を期待しています。 日時:12
月 1 日―2 日(会議のみ。エクスカーション別。) 会場:国際日本文化研究センター(京都市西京区)
http://www.nichibun.ac.jp/welcome.htm
テーマ:環境と文明:過去、現在、未来(the
Environment and Civilization: Past, Present and
Future) 近年、環境考古学の分野は手法、考え方共に大きく発展しています。特に、地球温暖化 問題に関連して、未来予測、現在の評価、将来のプランなどのために、過去の環境につい て研究することはますます重要となってきました。環境考古学は、様々な環境問題を扱う にあたって、過去をもとにして予測・評価することに大きな役割を果たしています。どの ような環境下で農業は発達したのか、どのようにして人間活動は周辺環境を変化させてい ったか、どのような環境変化が古代文明を崩壊させたか、どのように過去の帝国や王国が 環境を変化させ滅亡したか、どの程度まで歴史的な出来事が環境に影響を与えたか、とい う質問に答えることは、現在、未来の環境問題を解決する重要な鍵となると考えられま す。 このテーマに限らず、広く考古学、自然科学の分野の発表を募集しています。口頭発表、 ポスター発表、どちらも歓迎です。ぜひ、研究成果の発表をご検討ください。 会の詳細、申し込み方法、申し込み用紙はAEAのウェブサイト(http://www.envarch.net/)に 掲載されています。発表申し込み締め切り:2010
年 7 月 31 日 問い合わせ先:国際日本文化研究センター安田研究室(電話:075-335-2150;
e-mail: junkokit@nichibun.ac.jp または
Yangtze@nichibun.ac.jp)
○シンポジウム「東北古代の変動ー火山灰と鉄ー」
日時 4月24(土)13:00〜18:00 4月25(日)9:30〜15:15
会場:東北芸術工科大学本館4階407予定
発表者:辻誠一郎、小口雅史、松本建速、村上恭通、飯村均、八木光則、高橋学、横山英介氏
詳しくはこちら
○平成22年度 宮城県考古学会総会・研究発表会 研究発表は、特集「日本列島の人類文化はどこまで遡るか−この10
年間の主要な調査研究の概 要と課題を中心に−」と題し、開催する予定でおりますので、ぜひご参加下さい。 なお、ご来場の際には、公共交通機関をご利用下さい。
○主
催:宮城県考古学会 ○日 時:平成22年5月16日(日) 10:00〜16:30(9:30 から受付開始)
■総会
10:00〜10:50
■研究発表会 11:00〜16:30 11:00〜11:10
特集の趣旨について
11:10〜11:45
日本列島における後期旧石器時代初頭の概要と研究課題 鹿又喜隆(東北大学大学院文学研究科)
11:45〜12:20
岩手県遠野市金取遺跡の調査研究の成果と課題 菊地強一(岩手県立大学総合政策学部)・武田良夫(岩手県考古学会) 小向裕明・黒田篤史(遠野市教育委員会)
12:20〜13:20
昼食・休憩
13:20〜13:55
長野県飯田市竹佐中原遺跡の調査研究の成果と課題 大竹憲昭((財)長野県埋蔵文化財センター)
13:55〜14:30
大分県日出町早水台遺跡の調査研究の成果と課題 柳田俊雄(東北大学総合学術博物館)
14:30〜14:50 中国と韓国における13〜3
万年前の人類文化の概要と研究課題 佐川正敏(東北学院大学文学部)
14:50〜15:10
先史時代に関する学校教育の現状と課題 佐々木和博(仙台市立仙台図南萩陵高等学校)
15:10〜15:25
休憩
15:25〜16:25 総合討論
16:25〜16:30
閉会
○会場:仙台市博物館(仙台市青葉区片平二丁目1−1)
○参加費:無料(事前申込不要)
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