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宮城県の考古学情報ー2014年度 
<全国の考古学情報はこちらです>
発掘調査速報、考古学関連イベントの情報をメール(info@m-kouko.net)でお寄せください。
マークのあるタイトルはクリックすると詳細情報を表示します。
特別巡回展「みやぎの古瓦-奈良国立博物館所蔵 内藤政恒コレクション-
会場 色麻町農業伝習館資料展示室
期間 (後期)平成27年3月1日(日)~3月29日(日)

関連歴史講話会
「大地動乱の時代―東日本大震災と貞観地震―」

-現在は過去の鏡である。過去は未来の鍵である。-
今から1000 年以上前、巨大地震と火山災害が連鎖する「大地動乱の時代」がありました。歴史的地震であった「貞観地震」の被害と、そこから復興を遂げた古代陸奥国の姿から、「東日本大震災」から4 年を経た「今」を見つめ直します。
講師 東北歴史博物館 上席主任研究員 柳澤和明氏
日時 平成27年3月21日(土) 13:30~
会場 色麻町農業伝習館 研修ホール
    加美郡色麻町四釜字東原1-40 TEL0229-65-4390
参加料 200円(当日観覧料)

フライヤー(PDF形式840KB)
テーマ展示「修復された被災文化財―色麻古墳群」
期間 平成27年3月3日(火)~9月27日(日)
会場 東北歴史博物館 テーマ展示 第1室
 東日本大震災では当館の浮島収蔵庫も被災し,棚が倒壊して収蔵資料も大きな被害を受けました。色麻町色
麻古墳群出土資料も被害を受けた資料の一つですが,無事修復が終了しました。
 この展示では,修復土器の他,未公開資料も含め7世紀から8世紀前半に築かれた色麻古墳群出土資料を紹介します。
詳細情報 テーマ展示 第1室|東北歴史博物館
山元町 合戦原遺跡現地説明会
日時  平成27年3月8日(日)  午後1時30分から
会場? ?合戦原遺跡発掘調査現場
     山元町高瀬字合戦原100地内
     (宮城病院敷地北側) 案内地図(PDF形式、1.01MB)
調査主体  山元町教育委員会
調査協力  宮城県教育委員会
調査原因  防災集団移転・災害公営住宅建設事業
調査概要 古墳時代終末期から奈良時代にかけての横穴墓約50 基、古代の製鉄炉跡1基、木炭窯跡7基などが発見されました。特に、横穴墓の調査成果が注目されます。
案内詳細・調査概要(PDF形式、132KB)

フライヤー(PDF形式904KB)
柳田俊雄先生の最終講義、先生を囲む会、著書のご案内
 平成26年度をもって柳田俊雄教授(東北大学総合学術博物館)が退任されます。そこで、先生の退任を記念して、以下の日程で最終講義および先生を囲む会を開催する予定です。また、退任の記念に柳田先生の書かれた著書を刊行いたします。最終講義および囲む会への参加希望の方、そして柳田先生の著書の購入希望の方は、
添付の申込用紙に加筆し、下記の送付先までお送りくださいますようお願いいたします。
柳田俊雄先生最終講義
 日程:平成27年3月21日(土)14時30分から15時30分
 場所:東北大学文学部第1講義室(仙台市青葉区川内27-1)
 場所は下記URL26番(中講義棟)。当日は案内板を設置します。→案内図
柳田俊雄先生を囲む会
 日程:平成27年3月21日(土)17時00分から19時00分
 場所:東北大学片平キャンパス食堂「レストラン萩」(仙台市青葉区片平2-1-1) →案内図
 会費:4,000円
柳田俊雄先生の著書
 タイトル:「日本列島の東北地方と九州地方における
       後期旧石器時代石器群編年と比較研究-地域性の成立の解明-」
 出版先:(株)仙台共同印刷  価格:7560円(税込み、送料込み)  頁数:340ページ、A4版
 振込先:七十七銀行 八幡支店 普通預金口座 0141488 名義 株式会社 仙台共同印刷
      郵便振替口座 02270-5-17756 名義 株式会社 仙台共同印刷
 図書のみの申込先:株式会社 仙台共同印刷 022-236-7161(TEL)、022-236-7163(FAX)(担当)本間護人
【連絡先】東北大学大学院文学研究科考古学研究室
 住所:980-8576 宮城県仙台市青葉区川内27-1 電話/FAX 022-795-6073
 E-mail kanomata(a)m.tohoku.ac.jp(鹿又喜隆) ※メールアドレスは(a)を@に入れ替えてください
 不明の点がございましたら、上記までご連絡ください。申込締切は2月10日(火)です。
柳田俊雄先生最終講義・先生を囲む会のご案内・申込用紙(PDF形式、67.6KB)
柳田俊雄先生最終講義・先生を囲む会のご案内・申込用紙(WORD形式、14.4KB)
第41回古代城柵官衙遺跡検討会
(特集報告『多賀城と陸奥国南部海道の諸郡』)
 第41回古代城柵官衙遺跡検討会(事務局:多賀城跡調査研究所内)を下記の日程・要項により東北歴史博物館にて開催します。今回の特集報告は『多賀城と陸奥国南部海道の諸郡』で、会の最後に平川南氏(人間文化研究機構理事)による特別講演「古代東北『海道』をゆく」を予定しています。
 多くの方々のご参加をお待ちいたしております。なお、参加には申し込み(所定の参加申込用紙による)が必要で、資料代として2,000円がかかります。
 期日:平成27年2月28日(土)・3月1日(日)
 会場:東北歴史博物館 講堂 (宮城県多賀城市高崎一丁目22-1 TEL:022-368-0101)
     →東北歴史博物館へのアクセス
 主催:古代城柵官衙遺跡検討会
 共催:東北歴史博物館・多賀城市教育委員会・宮城県考古学会
 日程:
  第1日目 2月28日(土)
   13:00~ 開場・ 受付開始
   14:00~14:10 開会行事(代表世話人挨拶)
   平成26年度調査成果報告
   14:10~14:35 秋田城跡第104・105次調査(秋田市秋田城跡調査事務所)
   14:35~15:00 東山官衙遺跡(加美町教育委員会)
   15:00~15:15 〈休 憩〉
   15:15~15:40 多賀城跡第87次調査(宮城県多賀城跡調査研究所)
   15:40~16:05 西木流D遺跡ほか(福島県文化振興財団)
   16:05~16:20 〈質疑応答〉
   18:00~20:00  情報交換会 (会場:ホテル法華クラブ仙台)
  第2日目 3月1日(日)
   9:00~ 開場・受付開始
   特集報告 『多賀城と陸奥国南部海道の諸郡』
   9:30~9:35 趣旨説明
   9:35~10:15 報告1「熊の作遺跡と亘理郡南部の遺跡群(仮)」(宮城県教育委員会)
   10:15~10:30 コメント「熊の作遺跡出土の木簡と墨書土器」(宮城県教育委員会)
   10:30~10:40 〈休 憩〉
   10:40~11:20 報告2「三十三間堂官衙遺跡とその周辺(仮)」(亘理町教育委員会)
   11:20~12:00 報告3「泉官衙遺跡と製鉄遺跡群(仮)」(南相馬市教育委員会)
   12:00~13:00 〈 昼 食〉
   13:00~13:40 報告4「多賀城と陸奥国南部の諸郡」(宮城県多賀城跡調査研究所)
   13:40~13:55 〈質疑応答〉
   特別講演
   14:00~15:00 「古代東北『海道』をゆく」 平川 南 氏(人間文化研究機構理事)
   15:00~ 閉会行事(代表世話人挨拶)
  平成26年度調査成果資料報告
   1.徳丹城跡(矢巾町教育委員会)     2.払田柵跡(秋田県払田柵跡調査事務所)
   3.井岡遺跡(由理柵・駅家研究会)     4.源光遺跡(栗原市教育委員会)
   5.日向館跡(涌谷町教育委員会)     6.矢本横穴墓群(東松島市教育委員会)
   7.山王遺跡(宮城県教育委員会)     8.山王遺跡(多賀城市埋蔵文化財センター)
   9.鍛冶屋敷A遺跡(仙台市教育委員会) 10.清水遺跡(山形県埋蔵文化財センター)
参加費用・申し込み方法等
 所定の申し込み用紙に必要事項をご記入の上、下記事務局あてに郵送もしくはFAXでお申し込みください。参加諸費用は当日会場受付にて頂戴いたします。
 →第41回古代城柵官衙遺跡検討会参加申込用紙(PDFファイル:66KB)
申し込み先
 〒985-0862 多賀城市高崎1-22-1
 宮城県多賀城跡調査研究所 古代城柵官衙遺跡検討会事務局(担当:吉野)
 FAX:022-368-0104 TEL:022-368-0102
申し込み締め切り
 平成27年2月6日(金) ※ただし、会場の定員280名になり次第、締め切りとさせていただきます。
費用
 参加費(資料代) 2,000円   情報交換会 会費 6,000円   2日目昼食代(お弁当) 1,000円
注意事項
 ※会場までは、仙台駅からJR東北本線で国府多賀城駅(運賃240円)が便利です。
 ※情報交換会場の「ホテル法華クラブ仙台」は仙台駅西口から徒歩15分です。
 →Googleマップで情報交換会会場を確認
 ※検討会会場は席に限りがありますので、手荷物は少なめにお願いします。博物館の手荷物ロッカーは少ないので予めご了承ください。
 ※3月1日(日)の昼食は博物館内外のレストラン・コンビニ・スーパーもご利用になれます。事務局で用意する弁当(1,000円)を希望される方は別紙申込書にて予めご予約ください。
 ※図書交換会参加希望者は、参加申込書記載欄に必要事項を記入し事務局へお申込みください。
 ※宿泊施設につきましては、事務局では斡旋いたしませんので各自でご予約ください。早めのご予約をお勧めいたします。
詳細情報 お知らせ|宮城県多賀城跡調査研究所
第4回みぢかな文化財展「くらしと農耕-多賀城の原風景-」
期間:平成27年1月10日(土)~3月22日(日)
    午前9時~午後4時30分
    ※休館日 月曜日(祝祭日は除く)、祝祭日の翌日(土日は除く)
会場:多賀城市埋蔵文化財調査センター体験館(多賀城史遊館)展示室
問合わせ:022-368-0134

案内チラシ[PDF形式、571KB]
「東北地方における最古の土器の追究 1914.1.28-2011.3.11」
]刊行のお知らせ
このたび、纂修堂から弊著『東北地方における最古の土器の追究 1914.1.28-2011.3.11』(A4版 240頁)を出版いたしました。宮城県考古学会会員の皆様に限り、送料とも3,000円にて頒布(限定20部)いたします。頒布を希望される方はarchae200200jp(a)ybb.ne.jp<(a)を@に置き換えてください>までお申し込みください。郵便振替用紙とともに発送いたします。
宮城県考古学会 会員 相原淳一
<目次>
序 説
第1部  縄文時代前期前葉から早期後葉における繊維土器の研究
 第1章 縄文時代文化研究100年の歩みのなかで
 第2章 繊維土器の発見と最古の土器の追究
 第3章 縄文時代早期後葉微隆起線文土器の研究
第2部 縄文時代早期中葉沈線貝殻文土器の研究
 第1章 縄文時代早期中葉沈線貝殻文土器の諸型式
 第2章 縄文時代早期中葉明神裏Ⅲ式土器
第3部 縄文時代早期前葉押型文土器の研究
 第1章 東北地方の押型文文化
 第2章 再論 日計式土器群の成立と解体
第4部 「前・中期旧石器捏造問題」と土器出現期の研究
 第1章 旧石器捏造の発覚
 第2章 土器出現期の現状と課題
第5部 編年研究の行方
 第1章 編年研究の現状と課題 東北地方
 第2章 東北地方における縄文土器型式と14C年代 -編年研究の行方と今後の課題ー
附 編 2011.3.11東日本大震災を超えて   2011年地域動向 東北地方
文献解題
初出一覧
女川町崎山遺跡 発掘調査現地説明会
女川町で初めて奈良時代の竪穴住居跡が発見された崎山で発掘調査現地説明会を行います。
期日 平成26年12月21日 小雨決行(長靴で)
時間 午前10時30分から1時間程度
場所 崎山遺跡発掘調査現場【生涯学習課】
栗原市入の沢遺跡 発掘調査現地説明会
日時:平成26年12月6日(土曜日)  1回目:午前10時00分から  2回目午後1時30分から
会場:入の沢遺跡発掘調査現場(駐車場から会場まで約800mで徒歩約15分)
    栗原市築館城生野(別添地図:入の沢遺跡現地説明会会場 [PDFファイル/1.04MB]参照)
成果の概要
 今回の調査では,古墳時代前期の竪穴住居跡44軒,大溝跡,塀跡,奈良・平安時代の竪穴住居跡5軒、中世以降の塚2基などが発見されました。このうち,古墳時代前期(4世紀)の遺構と遺物が注目されます。
 古墳時代前期の竪穴住居跡は,一辺5~8mの隅丸方形・隅丸長方形のものが多く認められます。大溝跡は幅4m,深さ1.5mで,総延長は180m以上です。塀跡は材木を密に並べる材木塀とみられます。これらの大溝跡・塀跡は集落域(竪穴住居跡)である丘陵部の周囲を巡っています。
 出土遺物には,銅鏡,鉄製品(鏃,斧,?),装飾品(管玉,勾玉,ガラス玉など),土器,砥石,炭化米などがあります。銅鏡は3枚出土しており,背面の文様から「内行花文鏡」1枚,「珠文鏡」2枚で,4世紀のものと考えられます。
 銅鏡・鉄製品については古墳時代前期では最北の出土例になります。また区画施設で囲まれる大規模な集落の発見例としても最北にあたり,入の沢遺跡は古墳時代前期にこの地域を治めた有力者の集団によって営まれた拠点的な集落跡と考えられます。
2014年発掘調査現地説明会開催情報|宮城県教育庁文化財保護課
公開講座「よみがえる東北文化」
日時:平成26年12月6日(土)13:00~16:00
会場:松島町文化観光交流館 大ホール
    (宮城県宮城郡松島町磯崎字浜1-2)
受講料:無料 定員:200名(先着順といたします。)
申込方法:受講申込書によりFAX・Eメールにてお申し込みください。
主催:山形大学
 第一部 講 演
 「瑞巌寺・雄島の考古学的知見」
  荒木 志伸 (山形大学基盤教育院准教授)
 「雄島の板碑」
  新野 一浩 (瑞巌寺宝物館学芸員)
 「芭蕉が見た松島と文化遺産を活かした
  地域活性化事業の取り組みについて」
  森田 義史 (松島町教育委員会生涯学習班)
 第二部 パネルディスカッション  テーマ:「よみがえる東北文化」

案内チラシ・参加申込書
[PDF形式、570KB]
 〈パネリスト〉
  ・新野 一浩 (瑞巌寺 宝物館学芸員       ・森田 義史 (松島町 教育委員会生涯学習班)
  ・荒木 志伸 (山形大学基盤教育院 准教授)  ・佐藤 琴 (山形大学基盤教育院 講師)
 〈コーディネーター〉
  ・山本 陽史 (山形大学基盤教育院 教授)
詳細情報  公開講座「よみがえる東北文化」のご案内(12/6)|山形大学
宮城県文化財友の会 文化財講演会
日時 平成26年12月7日(日) 午後1時30分から3時まで
会場 仙台市シルバーセンター6階(花京院) 電話022‐215‐3191
演題 「神社・仏閣の歴史散歩―立地条件や建築様式について―」
講師 宮城県教育庁文化財保護課
     保存活用班 主任主査 白崎 恵介 氏
問合せ先 宮城県文化財友の会役員
       (添付チラシPDFでご確認ください)

案内チラシ[PDF形式、633KB]
特別展「東北窯めぐり-やきもの と かまばの風景-」
開催期間 2014年9月29日(月)~ 2015年1月28日(水)
会場 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館
詳細情報 特別展「東北窯めぐり-やきもの と かまばの風景-」|東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館
仙台市富沢館跡 遺跡見学会
日時 平成26年11月29日(土)午前10時00分から(小雨決行)
会場 仙台市太白区富沢舘字32 富沢館跡発掘調査現場
    仙台市市営地下鉄南北線「富沢駅」より徒歩15分  ※公共交通機関でお越しください。
調査成果の概要
 ・富沢館跡の土塁の残存状況を確認し、大変良好な状態で土塁が残っていることが分かりました。南側では土塁が二重になっており、虎口と推定される箇所を確認しました。
 ・同じ土地区画整理地内で発掘調査が行われた鍛冶屋敷A遺跡では平安時代の竪穴住居跡から出土した刻書砥石が出土しました。遺跡見学会で一般公開します。
詳細情報 仙台市教育委員会文化財課のホームページ
山元町熊の作遺跡出土「墨書土器」の展示公開
「山元町熊の作遺跡出土の「墨書土器」について」の報道発表資料(平成26年11月7日)|宮城県
 熊の作遺跡からは、大型の掘立柱建物跡、門、材木塀跡が検出され、東北地方初めての出土となる墨書土器「大領」や多量の木製品(出土例の少ない檜扇を含む)が出土しました。古代の役所跡とみられます。これらの遺物は、平成 26 年 11 月 15 日(土)から平成 26 年 12 月 14 日(日)まで、山元町歴史民俗資料館(地図:GoogleMaps)で展示されています。
県内考古関連機関刊行物のPDF公開情報
「宮城県遺跡リポジトリ」について
 宮城県主要市町村刊行の発掘調査報告書のPDFが下記サイトからダウンロードできます。
http://rar.miyagi.nii.ac.jp/
 ここで公開された発掘調査報告書等PDFは、2014年11月22日現在で952件。仙台市(428件)、宮城県(178件)、多賀城市(110件)、栗原市(合併前旧町村55件、合併後15件、計70件)、白石市(27件)が件数の多い上位5機関で、この他、蔵王町(19件)、石巻市(旧河南町12件含め17件)、美里町(合併前2件、合併後6件、計11件)、岩沼市(10件)、七ヶ浜町(10件)、東北大学(8件)、涌谷町(5件)、松島町(4件)となる。
 発掘調査報告書の個人配布が行われなくなって久しいが、個人がこれらを容易に入手できる手段として、このリポジトリの存在意義は大きい。ぜひ活用されたい。
 この他、宮城県多賀城跡調査研究所の下記Webでは、『宮城県多賀城跡調査研究所年報』、『多賀城跡政庁跡本文編』、『同補遺編』、多賀城跡関連遺跡発掘調査報告書など近年の刊行物を中心に公開されています。『多賀城跡―発掘調査のあゆみ2010―』は、多賀城跡発掘開始50周年を祈念して作成されたもの。多賀城跡の現状がよくわかり、お勧めです。
http://www.thm.pref.miyagi.jp/kenkyusyo/work_investigation.html#koukaiPDF
 また、東北歴史博物館Webでは『研究紀要』12~15のPDFが公開されています。
http://www.thm.pref.miyagi.jp/issue/index.php
 全国の「遺跡資料リポジトリ」は下記Webで公開されています。随時新規機関、PDFが増加し、こちらも要チェックです。
http://rarcom.lib.shimane-u.ac.jp/index.html
東北歴史博物館『こどもプロジェクト』
出前授業・資料解説・体験教室のおしらせ
 東北歴史博物館では、昨年度から実施している『こどもプロジェクト』の一環として、こどもたちが歴史を学ぶ
ための様々な支援活動を実施しています。
◆授業の中で実物の資料をこどもたちにみせてあげたい!
◆学校がある地域の歴史について、考古学や歴史学専攻の学芸員から話を聞いてみたい!
◆博物館に行きたいが、いろんな事情でなかなかいけない!
そんな先生方のお悩み・・・東北歴史博物館が解決します!(講師料、交通費等県内無料)
・出前授業
 学芸員が実物資料などを用いながら授業を行います。考古学・歴史学・民俗学・美術工芸・保存科学など、学
芸員の専門的知識を授業に活かし,地域の歴史や各時代の学習内容の充実を図ります。(受付随時)
[昨年度の主な実施例]
・「縄文時代と大衡村の遺跡~地域の歴史と縄文時代について学ぶ~」小学校(6年)
・「縄文時代の東北地方」高等学校(1年)
詳細情報 東北歴史博物館『こどもプロジェクト』出前授業・資料解説・体験教室のおしらせ
詳細情報 現在の東北歴史博物館の展示
れきはく講座(東北歴史博物館)
第1回 12月14日(日) 柳澤 和明 「陸奥国府多賀城の万燈会(まんどうえ)」
 持統天皇,聖武天皇,孝謙天皇,空海,空也,白河上皇,藤原清衡,鳥羽法皇,平清盛,後白河法皇,源頼朝など日本史上の著名人が万燈会を行っています。陸奥国府多賀城では,915年前後に町並みの東・西境界で万燈会が行われました。この目的と意義を考えます。
第2回 平成27年1月11日(日) 滑川 敦子 「藤原道長と陸奥国」
 「この世をば…」の和歌に象徴されるように,摂関政治の全盛期を築いた藤原道長は,『御堂関白記』という日記をのこしました。実はこの日記には陸奥国に関する記事が多くみられます。本講座では,これらの記事から道長にとっての陸奥国について考えてみます。
第3回 平成27年1月18日(日) 古川 一明 「烽火(のろし)について」
 「のろし」は煙や炎で情報を伝達する古来の通信システムです。古代中国で体系化され,日本でも江戸時代まで利用されました。律令政府とエミシの苛烈な戦いが繰り広げられた古代東北地方で「のろし」はどのように配備されたのか。謎の多いその実態に迫ります。
第4回 平成27年1月25日(日) 須田 良平 「縄文人の不思議な道具」
 木の実や種,動物や魚を食料としていた縄文人は様々な道具を使って暮らしていました。遺跡からはたくさんの種類の道具が出土しますが,中には何に使ったのか分からない道具も多くあります。これらについて出土状況や素材など様々な観点から光を当てて考えます。
第5回 平成27年2月1日(日) 菊地 逸夫 「インカ・プレインカ -杉山コレクションのペルー資料-」
 当館所蔵の「杉山寿栄男コレクション」は、考古学・民俗学・美術史学の多岐にわたっています。アイヌ関係資料や埴輪を初めとする古墳時代資料が知られていますが,ペルーの古代遺跡から出土した遺物も含まれています。ここでは,それらの資料や入手した経緯などを紹介します。
第6回 平成27年2月15日(日) 芳賀 文絵 「色の保存科学」
 文化財にとって,色とは非常に大切な要素ですが,過去の色材が何かを調査するということは非常に難しいことです。本講座では色材がどのように使われてきたのかをご紹介すると同時に,どのように分析されているのかを,保存科学の視点からご紹介します。
第7回 平成27年3月8日(日) 村上 一馬 「狼と熊の獲り方 -江戸時代の記録から-」
 江戸時代,人びとは盛んに狼と熊を獲っていました。鉄砲はもちろんのこと,ヤリ,毒薬,ワナなども使っていました。捕獲方法を示した記録が弘前藩や盛岡藩には数多く残されており,その記録をもとにして江戸時代に行われていた狼と熊の獲り方を考えてみます。
第8回 平成27年3月15日(日) 西松 秀記 「古民家のみかた -県内の古民家を例に-」
 宮城県内には,国の重要文化財に指定された民家が5棟あり,当博物館にも県指定の文化財である今野家住宅が移築・復元されています。本講座では,県内の指定文化財の民家を中心に,その特徴や間取り・構造の基礎知識など,古民家のみかたをご紹介します。
開催日 12月14日/平成27年1月11日・18日・25日/2月1日・15日/3月8日・15日 いずれも日曜日
時間 13:30~15:00
場所 東北歴史博物館 3階 講堂
参加費 無料
受講について 各回テーマが異なりますので,講座ごとに受講できます。
申し込み方法 事前申込み不要
詳細情報 東北歴史博物館
窯跡研究会第12回研究会「瓦窯の構造研究-東北の様相-」
開催要項(PDF形式、3.27MB)
 2012 年より「瓦窯の構造研究」と題して各地域における瓦窯を取上げ、窯構造の変化等について議論いたしました。今回はその続きで、「東北の様相」というテーマのもと東北の瓦窯について下記要項にて研究会を行います。
日時 平成26年12月20日(土) 14:00~ 21日(日)~15:00頃
会場 多賀城市市民活動サポートセンター 宮城県多賀城市中央二丁目25-3 TEL022-368-7745
*参加の御申込は12月7日(日)までに下記までお願いします。
 申込項目は氏名、所属先、20 ・21日の参加、懇親会と21日のお昼弁当の有無について御申込下さい。
 なお、会場周辺にはコンビニ・飲食屈があります。
*ホテルにつきましては別紙を参照に各自で御申込下さい。
申込先 浜中有紀 E-mail:promenade72(a)yahoo.co.jp<(a)を@に置き換えてください> FAX:0774-77-3371
日程表
20日(土)
 14:00 会長挨拶 [木立雅朗]
 [報告]
 14:10 「日の出山窯跡群の瓦陶工房」 [吉野武:宮城県多賀城跡調査研究所]
 14:50 「与兵衛沼窯跡の瓦窯構造」 [山川純一:一関市教育委員会]
 15:30 休憩
 15:40 「秋田・岩手県の瓦窯構造」 [高橋千晶:奥州市教育委員会]
 16:00 事務連絡
 18:00 懇親会(多賀城市内)
21日(日)
 9:30 「福島県の瓦窯構造」 [藤木海:南相馬市教育委員会]
 10:10 「東北の瓦窯構造の特質」 [桜井友梓:岩手県教育委員会]
 10:55 休憩
 [講演]
 11:10 「瓦窯構造からよむ古代史」 [藤原学:旧西尾家住宅(吹田文化交流創造館)]
 12:00 昼食
 13:15 討論
 14:05 総括
 14:15 閉会挨拶
経塚研究会
「アジア社会における日本経塚信仰の成立と展開をめぐって」
開催要項(PDF形式、205KB)
日時 2014年12月7日(日)午後1時より五時半
会場 東北大学文学部研究棟1階135講義室(東北大学川内南キャンパス内)
報告者  菅野成寛(岩手大学平泉文化研究センター、日本宗教史)
       「アジア社会における舎利(釈迦)信仰の展開と日本経塚の成立」
      劉 海宇(同センター、中国考古学)
       「経筒・陶磁器等の墨書銘から見た宋代の貿易制度」
コメント 上島享(京都大学、日本中世史・宗教史)
      八重樫忠郎(岩手大学平泉文化研究センター、日本考古学)
      長岡龍作(東北大学、日本美術史)
進行 菅野文夫(岩手大学、日本中世史)、八重樫忠郎
多賀城跡第87次発掘調査 現地説明会
開催要項(PDF形式、63KB) 案内図(PDF形式、4.63MB)
日時 平成26年11月8日(土)午前10時30分から(小雨決行)
会場 多賀城市市川字田屋場地内 多賀城跡第87次発掘調査現場
    JR東北本線「国府多賀城駅」より徒歩15分
調査成果の概要
 第Ⅱ期の南門跡の規模が従来考えていたよりも大きく、方向も政庁中軸線とほぼ一致することが判明しまし
た。
 第Ⅰ期の南門跡が今回の調査区にはないことを確認しました。南門は第Ⅰ期には約120m北側にあり、第Ⅱ期
にこの場所に移転されたと考えられます。
 宮城県多賀城跡調査研究所
講座:地域の歴史を学ぶ ◎岩出山III 城―その知られざる歴史―
東北大学東北アジア研究センター上廣部門は、岩出山古文書を読む会とともに、大崎市岩出山公民館のご協力を得て「講座:地域の歴史を学ぶ ◎岩出山III 城―その知られざる歴史―」を下記の要領で開催致します。岩出山での講演会は今年で3回目です。今回のテーマは城。地元・岩出山城と米沢の舘山城を取り上げ、中世から近世への移行期の城についてその知られざる歴史を探ります。「岩出山城って伊達政宗の居城だったっていうけどいったいどんなお城?」「舘山城って伊達のお城なの?」そんな疑問をお持ちの方、是非足を運んでいただきたいと思います。
日時: 2014年11月30日
場所: 大崎市岩出山公民館(スコーレハウス)
講演: ①菅野正道(仙台市史編さん室長)
     「中世の城から近世の城へ」
    ②佐藤公保(米沢市教育委員会)
     「米沢舘山城―伊達と上杉の足跡が残る城」
    ③菊地優子(元岩出山町史編さん専門員)
     「岩出山城―城と町の変遷―」
東北大学東北アジア研究センター

【案内チラシ(PDF形式、2.66MB)】
上廣歴史文化フォーラムin丸森
天正伊達相馬対決 伊具を取るのはどっちだ
ともに戦国の英傑・伊達稙宗の血を受けた伊達と相馬の戦いは、伊具郡争奪戦へ。伊達政宗初陣の地丸森で、戦国南奥を切り取る。地元の方、戦国ファン、初心者歓迎。
日時 2014年11月24日 13:30~(受付・開場12:00~)
会場 丸森まちづくりセンター
入場無料・事前申し込み不要・定員250名
内容
「伊具の戦国と城館」菅野正道・仙台市史編さん室長
「伊具を狙う相馬氏」山田将之・伊達市教育委員会学芸員
「伊達輝宗の伊具奪回作戦」・佐々木徹・仙台市博物館学芸員
※午前中に関連企画もあります。詳しくは案内チラシをご覧ください。

【案内チラシ(PDF形式、4.93MB)】
蔵王町文化財展18 「円田盆地の考古学②」

【案内チラシ】(PDFファイル、2.27MB)
 蔵王町平沢・小村崎地区では、平成15年度から16遺跡の発掘調査を行なってきました。総発掘面積は10 万平方メールにおよびます。その膨大な成果は、蔵王山麓に生きた先人たちの、これまで知られていなかった歴史を解き明かす貴重な手掛かりです。
今回の文化財展では、発掘成果から見えてきた、平安時代から江戸時代にかけての円田盆地の人びとらしの暮ぶりを、出土品や発掘調査の写真とともにご紹介します。
期間 10月4日(土)~11月9日(日)
    午前9時~午後7時 観覧無料
休館日 月曜日または祝日の翌日
会場 蔵王町ふるさと文化会館(ございんホール)展示室
内容 出土品243点、写真・イラストパネル31点など(展示室面積:約26m2
どきたんドットコム-蔵王町の歴史と文化財-
仙台城跡二の丸北方武家屋敷地区第15地点 現地説明会
開催要項(PDF型式、76.2KB)案内図(PDF形式、830KB)参考資料(PDF形式、 630KB)
日時:平成26年10月18日(土)13:00~
    現地説明会後、萩ホール(百周年記念会館)展示ギャラリーで開催している
    常設展『川内今昔物語』もあわせてご覧いただけます。
場所:仙台市青葉区川内41 東北大学川内北キャンパス
    「東北大川内キャンパス・萩ホール前」バス停より徒歩2分。
    ※駐車スペースが限られていますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
調査の概要
・仙台城二の丸の北側に広がる、武家屋敷地区の調査である。城下絵図の記載との照合から、比較的身分の高い家臣の屋敷が置かれた地区と考えられる。
・江戸時代の初頭から幕末に至る時期の、溝・池状遺構・塀跡などの多数の遺構と、陶磁器をはじめとする多数の遺物が発見された。
・今回の調査区は、屋敷の裏手の、4区画の屋敷が接する部分に相当すると考えられ、屋敷の区画に関わる段差・溝・塀などが発見された。
・これまでの周辺での調査成果を合わせて検討することで、2区画分の屋敷の大きさが、ほぼ判明した。文献記録に残る、屋敷地の大きさの基準にほぼ一致する。
・建物が配置される区域、裏手の建物が少ない区域など、屋敷内での土地利用のあり方が、おおむね明らかとなった。
・屋敷地の具体的な大きさや土地利用の実態など、仙台城周辺の武家屋敷の実態を明らかにする上で、重要なデータが得られた。
連絡先:東北大学埋蔵文化財調査室(片平)
     022-217-4995
     埋蔵文化財調査室川内現場事務所
     022-795-3378
多賀城市八幡沖遺跡第7次調査 遺跡見学会
日時 平成26年10月11日(土) 午後1時30分~
場所 八幡神社境内 多賀城市宮内一丁目20番50号
調査成果 八幡神社などを囲んでいたと推測される15世紀~17世紀前半頃の区画溝を発見し、当時のお金をヒモやワラ等でまとめた「さし銭」や銅製の小椀などが出土しました。
【開催要項・案内チラシ(PDF形式、3.43MB)】
特別巡回展「みやぎの古瓦-奈良国立博物館所蔵 内藤政恒コレクション-
【第1会場】涌谷町天平ろまん館
 期間:平成26年10月4日(土)~11月30日(日)
【第2会場】色麻町農業伝習館資料展示室
 期間:(前期)平成26年12月6日(土)~12月23日(火)
     (後期)平成27年3月1日(日)~3月29日(日)

【特別講演】(参加自由・無料)
 「内藤政恒先生の考古学的研究~学歴と業績をふりかえる~」
 講師 国立歴史民俗博物館名誉教授 岡田茂弘氏
 平成26年10月4日(土) 10:30~ 天平ろまん館研修室
【講話・展示解説】参加自由・展示解説のみ観覧料要)
 講話「内藤コレクションの概要と意義」
 講師 内藤政恒瓦資料研究会代表 佐々木茂楨氏
     東北歴史博物館上席主任研究員 柳澤和明氏
 日時 平成26年10月19日(日) 13:30~ 天平ろまん館研修室
 日時 平成26年12月14日(日) 13:30~ 色麻町農業伝習館
【体験!押してみよう みやぎの古瓦スタンプ】
 みやぎの古瓦をスタンプにしてみました。
 古瓦文様の世界にふれてみませんか(展示室内特設)

【案内チラシ(PDF形式、309KB)】
2014年度国際セミナー
Interfacing Lithic Technology and Function : French and Japanese Palaeolithic
Dr. Jacques Pelegrin  ( Centre National de la Recherche Scienti?que, France )
Program:
Jacques Pelegrin:
 Observational Comments on Technology of the Upper Palaeolithic Blade Based Industry in Tohoku District.
Yoshihiro Aita:
  A Short History of Lithic Technology in the Japanese Archipelago.
Kaoru Akoshima:
  Micro?aking Identi?cation in Relation to Technological AnalysisDiscussion

日時 2014年9月27日 (土) 13:30~16:00 聴講自由
場所 東北大学文学部棟(F棟)1階 135講義室
言語 英語
主催 東北大学大学院文学研究科考古学研究室
    石器技術学研究会
お問い合せ 東北大学大学院文学研究科考古学研究室
        TEL:022-795-6073
概要 ジャック・ペルグラン氏を講師としてお招きし、技術学・機能論の両面から、東北地方の石刃石器群について検討していく予定です。
【案内チラシ(PDF形式、1.63MB)】

栗原市 御駒堂遺跡 現地説明会

日時:平成26年8月23日(土) 10:30~
場所:御駒堂遺跡発掘調査現場
   (宮城県栗原市志波姫南堀口、一般国道4号線築館バイパスと国道398号線の交差点北側)
調査主体: 宮城県教育委員会
調査概要:以前の東北自動車道建設に伴う調査でも注目された、8世紀前半の関東型カマドを持つ住居跡3軒が新たに発見され、、関東系土師器が出土しています。
御駒堂遺跡の発掘調査現地説明会について|宮城県
本会会員・斎野裕彦氏が第4回日本考古学協会奨励賞を受賞
このほど本会会員の斎野裕彦氏が「仙台平野中北部における弥生時代・平安時代の津波痕跡と集落動態」の研究で第4回日本考古学協会奨励賞を受賞されました。災害の実態と、それに対する人類社会の対応をテーマとした論文のレベルと社会貢献性が評価されたとのことです。当該論文は下記のリンクからご覧いただけます。
「仙台平野中北部における弥生時代・平安時代の津波痕跡と集落動態」 『東北地方における環境・生業・技術に関する歴史動態的総合研究 平成19年度~平成23年度私立大学学術研究高度化推進事業「オープン・リサーチ・センター整備事業」研究成果報告書Ⅰ』 東北芸術工科大学東北文化研究センター 2012年3月刊
関連資料の考古学および地球科学の学際的な分析を基礎とし、記録資料も詳細に検討して、災害の実態と、それに対する人類社会の対応について解明したものである。弥生時代中期の津波が2011年3月11日の津波に匹敵する規模であり土地利用に大きな変化をもたらしたこと、貞観16年9月7日(西暦869年10月15日)の津波はそれより小規模であり影響も限定的であったことが示されている。その多角的な研究手法とそれによる成果の重要性、また社会への貢献度の高さから、選考委員会は本論文を日本考古学協会奨励賞にふさわしいものであると一致して推薦した(日本考古学協会WEBサイトより)。
「第4回日本考古学協会賞」選考結果について|日本考古学協会

「仙台湾沿岸貝塚の基礎的研究Ⅲ-南境貝塚・その他の貝塚②-」発刊

 当会顧問の後藤勝彦先生の「仙台湾沿岸貝塚の基礎的研究Ⅲ-南境貝塚・その他の貝塚②-」が7月24日に発刊されました。
総頁384頁、頒価2300円(送料とも)・20冊限定頒布 収録内容はこちらをご覧下さい
お申し込み・お問い合わせは〒985-0056 宮城県塩釜市泉ヶ岡3-1 後藤勝彦まで
「仙台湾沿岸貝塚の基礎的研究Ⅲ-南境貝塚・その他の貝塚②-」<収録内容>
① 「南境貝塚調査の層位的成果Ⅲ-5・6トレンチの場合- -陸前地方縄文時代中期から後期の編年学的研究-」『宮城史学』第33号所収(宮城歴史教育研究会2014)
② 「宮城県石巻市南境貝塚の土製品[Ⅰ]」『宮城考古学』第15号所収(宮城県考古学会2013)
③ 「宮城県石巻市南境貝塚の土製品について[Ⅱ]-土器片製円盤状土製品・ミニチュア土器・朱彩土器-」『宮城史学』第32号所収(宮城歴史教育研究会2013)
④ 『貝殻塚貝塚』松島町文化財調査報告書第2集(松島町教育委員会2008)
⑤ 『西の浜貝塚』松島町文化財調査報告書第1集(松島町教育委員会2008)
⑥ 「宮城県塩釜市桂島貝塚の調査-陸前地方前期縄文土器の編年学的研究(3)-」『宮城史学』第25号所収(宮城歴史教育研究会2006)
⑦ 『桂島貝塚』塩竈市文化財調査報告書第8号(塩竈市教育委員会2010)
平成26年度 宮城県職員(埋蔵文化財担当技術職員)採用選考考査
募集職種 埋蔵文化財担当技術職員
採用予定人員 2人程度
実施スケジュール
 申込受付期間 平成26年8月15日(金曜日) ~ 9月5日(金曜日)
 第1次考査   平成26年9月28日(日曜日)
 第2次考査   平成26年10月下旬
詳しい募集要項・受考申込書は下記のページでご確認ください。
平成26年度宮城県職員採用選考考査の実施概要|宮城県ホームページ
速報展「発掘された遺跡-平成25年度の調査成果-」
期間 6月28日(土)~9月15日(月)
会場 多賀城市埋蔵文化財調査センター展示室
    (多賀城市文化センター内)

関連企画 多賀城市遺跡調査報告会
日時 7月12日(土) 午後1時30分から
会場 多賀城市文化センター 第3・4会議室
【案内チラシ(PDF形式、1.96MB)】
仙台城跡二の丸第18地点 発掘調査現地説明会
日時 平成26年6月14日(土) 午後1時~
場所 仙台市青葉区川内 東北大学川内南キャンパス
    【案内図(PDF形式、263KB)】
    駐車スペースが限られていますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
その他 現地説明会後、萩ホール展示ギャラリーで開催している常設展「川内今昔物語」会場にて、当調査室担当者が仙台城跡出土資料の解説を行いますので、あわせてご覧ください。
主催 東北大学埋蔵文化財調査室
調査概要(開催案内より抜粋) 二の丸期の礎石建物跡や石組溝跡などの遺構が、多数発見された。絵図との詳細な対比は検討中であるが、二の丸の表の建物群の、「上大所」や「下大所」付近と考えられる。検出された遺構群は、整地層上に構築されている。整地層は複数時期のものが確認でき、1638年の二の丸造営時、17世紀末の元禄時代の大改造、1804年の火災からの復興にともなうものと考えられる。
【開催案内(PDF形式、78KB)】 【調査地点と絵図との対比(PDF形式、254KB)】
発掘された日本列島展20周年記念
「日本発掘 -発掘された日本列島2014-」
 文化庁が,全国の発掘成果を集めて行う「発掘された日本列島展」が20周年を迎えます。これを記念して20年間の重要な成果を選りすぐり「日本発掘」と題した特別展が当館を皮切りに開催されます。展示品には,全国の旧石器時代から中世を代表する発掘資料が目白押しで,有名な三内丸山遺跡,吉野ヶ里遺跡,応神天皇陵古墳など,重要文化財やその候補とされているものが多数あります。さらには,ごく最近の重要な発掘成果と,東日本大震災からの復興のために調査された岩手・宮城・福島の代表的な遺跡も紹介します。また,宮城県内で行われている復興調査の成果もあわせて展示します。
 北海道から九州まで,このような重要な発掘資料を一挙に公開できることはおそらく最初で最後の機会となるでしょう。ぜひ,この機会にご覧ください。
期間 2014年5月31日(土)~7月9日(水)
会場 東北歴史博物館 特別展示室 >>>会場ホームページ
    (宮城県多賀城市高崎1-22-1)
    (JR東北本線「国府多賀城駅」下車すぐ)
<記念講演会>
日時 6月15日(日)午後1時30分~ 
場所 東北歴史博物館 3階講堂
講師 文化庁文化財部記念物課 国武 貞克 氏
演題 「日本発掘展」の見どころ 
※事前申込不要・受講料無料です。
<展示解説>
展示の見どころを学芸員の解説とともにめぐります。
日時 6月1日・8日・22日・29日/7月6日(いずれも日曜日)
    各回とも11:00から12:00
場所 東北歴史博物館 特別展示室
※事前申込不要・特別展観覧券が必要です。
<テーマ展示>
「復興と創造のために -宮城の復興 発掘調査-」

期間 2014年5月20日(火)~7月13日(日)
会場 東北歴史博物館 テーマ展示 第1室
詳細情報 東北歴史博物館ホームページ(割引券があります)

【案内チラシ】(PDFファイル1.08MB)

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