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宮城県考古学会 > 学会からのお知らせ > 「宮城の旧石器時代遺跡」の頒布について

 「宮城の旧石器時代遺跡」の頒布について (2018/3/24)


本書籍は完売につき頒布を終了しました。(2022/6/29)

 宮城県考古学会では、最新の研究成果に基づいて県内の旧石器時代遺跡を集成し、県内の旧石器研究の課題や展望を取り上げた『宮城の旧石器時代遺跡』を刊行しました。このたび、下記のとおり一般頒布を行ないますので、ご案内いたします。
宮城の旧石器時代遺跡
フライヤー(PDF形式3.88MB)
県内の主な旧石器時代遺跡を
主要河川の流域ごとに解説
豊富な実測図とカラー写真図版で見る
宮城の旧石器集成
宮城県考古学会 刊
宮城県考古学会旧石器部会 編
A4版 116ページ フルカラー
販売価格:1,000円

 県内82 か所の旧石器時代遺跡(※)のうち、発掘調査などで内容が把握されている主な遺跡を主要河川の流域ごとに解説。豊富な実測図とカラー写真図版、各遺跡位置図などを掲載し、その他の遺跡で得られている採集資料についても集成して実測図を付した。また、巻頭に県内旧石器研究の歩みと旧石器時代遺跡の概説、巻末には宮城の旧石器研究を展望する上で重要な論点を提示した4 本の論考を所収。約200 件の県内旧石器関係文献一覧も付した。
※縄文時代草創期遺跡を含む。

目 次
◇宮城県の旧石器時代研究の歩み
◇宮城県の旧石器時代遺跡
 県内の旧石器時代遺跡の概要
 主要な旧石器時代遺跡(※は縄文時代草創期)
 【阿武隈川流域】
  持長地遺跡
  新川流域遺跡群
   百々目木遺跡・山入A遺跡・賀篭沢遺跡
   一子沢遺跡・日照田遺跡・その他の遺跡
 【名取川・七北田川流域】
  野田山遺跡
  西野田遺跡
  山田上ノ台遺跡
  上ノ原山遺跡
  川添東遺跡
  富沢遺跡
  青葉山C遺跡
  蒲沢山遺跡(※)
  野川遺跡(※)
 【鳴瀬川・江合川流域】
  大原A遺跡(※)
  薬莱山麓遺跡群
   薬莱原№15遺跡・№20遺跡
   薬莱山№8遺跡・№17遺跡
   №32遺跡・№34遺跡・№35遺跡(※)
  東山官衙遺跡
  砂坂遺跡
  名生館官衙遺跡
  新谷地遺跡
  座散乱木遺跡
 【迫川流域】
  淀遺跡
  御駒堂遺跡(※)
  伊治城跡
  大久保遺跡
 その他の遺跡(表面採集断面採取など)
◇宮城の旧石器研究の展望
 宮城県域の旧石器時代石器群の編年と石材利用(小野 章太郎)
 北方系細石刃石器群と神子柴長者久保石器群の共存
  -薬莱山No.34 遺跡をめぐって-(佐久間 光平)
 宮城山形県域の後期旧石器時代後半期における移動と居住
  -定量解析による石器研究の展望-(熊谷 亮介)
 賀篭沢遺跡での石器づくり
  -玉髄原産地遺跡における石器製作に対する石器技術学分析-(大場 正善)
付表 宮城県関係文献一覧