宮城県考古学会活動報告 > 2018年(平成30年度)の活動

活動報告

 宮城県考古学会の活動状況をお知らせいたします。

2018年度(平成30年度) 総会、研究発表会
創立20周年記念事業 『宮城県の考古学-この10年の歩みと展望-』
 2018年度総会、研究発表会は、平成30年5月13日(日)、下記の日程で東北大学川内南キャンパス文化系総合講義棟において開催されました。

総会 10:00~10:45

 佐々木和博会長から開会の挨拶があり、つづいて議長団に芳賀英実会員、五十嵐愛会員を選出し、6件の議事が進行されました。
 (総合司会:福山宗志企画代表幹事)

(1)議案第1号 2017年度の事業報告について
(2)議案第2号 2017年度収支決算報告(案)
(3)議案第3号 2018年度の事業計画(案)について
(4)議案第4号 2018年度収支予算(案)
(5)議案第5号 刊行物の価格改定について
(6)議案第6号 役員改選(案)について

 以上の各議案について担当幹事(議案第1・3・6号:長島榮一幹事長、議案第2・4・5号:菅野智則総務代表幹事)から説明があり、審議の結果、議案第1号から第6号まで賛成多数で原案通り可決承認されました。

研究発表会 10:45~16:50

創立20周年記念事業 『宮城県の考古学‐この10年の歩みと展望‐』
 佐々木和博会長の開会挨拶、創立20周年記念事業と特別委員会の菅野智則委員長による趣旨説明の後、白鳥良一会員による記念講演と、8件の報告が行なわれました。また、別室にて報告に関連した各時代の主要成果を紹介するパネル・考古資料展示会と、高校生・大学院生による研究成果を紹介するポスターセッションを開催しました。
 (司会:古川一明会員、菅野智則会員)

【創立20周年記念事業】
〇宮城県の考古学-この10年の歩みと展望-
10:45~10:50 開会行事
10:50~11:40 記念講演「宮城県考古学会設立への歩み」
白鳥良一氏(宮城県考古学会会員)
11:40~12:00 「総論」  佐々木和博氏(宮城県考古学会会長)
12:00~13:00 昼食 ・ 考古資料展示会
13:00~13:20 「旧石器時代」  村上 裕次氏(宮城県多賀城跡調査研究所)
13:20~13:40 「縄文時代」  初鹿野博之氏(宮城県教育委員会)
13:40~14:00 「弥生時代」  三浦 一樹氏(仙台市教育委員会)
14:00~14:20 「古墳時代」  石橋 宏 氏(東北大学埋蔵文化財調査室)
14:20~15:00 ポスターセッションタイム
15:00~15:20 「古代」  廣谷 和也氏(宮城県教育委員会)
15:20~15:40 「中世」  森田 義史氏(松島町教育委員会)
15:40~16:00 「近世」  鈴木 隆 氏(仙台市教育委員会)
16:00~16:10 閉会行事
16:10~16:50 ポスターセッションタイム

懇親・交流会 18:00~

【成果報告】
当日は、会員・会員外あわせて約150名の参加があった。(会員は約80名)
本会創立20周年を記念し、創立時の様子について記念講演いただき、地域や社会に考古学を通して寄与することの大切さを改めて認識するとともに、ここ10年における動向を時代毎にまとめた発表を行った。
発表いただいた各時代毎の特徴をまとめたパネル展示、代表する考古資料展示を行うと共に、高校生・大学院生など若手研究者によるポスターセッションを開催した。
閉会後に懇親会を行い、意見交換・情報交流を図った。(43名参加)

【今後の課題】
従前の発表会だけでなく、実物の資料に触れる機会となる展示会、対話のできるポスターセッションなどを開催したことによって、発表者・参加者の別なく、活発な情報共有・課題検討の場とすることができた。今後もより一層の内容充実に努めたい。
事業終了後、幅広く交流することを目的に懇親会を開催した。研究者のみならず学生にも参加いただき、年齢や会員の内外を問わず、広く親睦が図ることができた。
開催にあたり、事前調整や情報発信が遅延した。年度初めの多忙な時期ではあるが、十分な連携をとり進められるよう努めたい。

司会進行 菅野智則会員・古川一明会員 総合司会 福山宗志会員
記念講演 白鳥良一会員
総論 佐々木和博会長
旧石器時代 村上裕次氏(宮城県多賀城跡調査研究所)
縄文時代 初鹿野博之氏(宮城県教育委員会) 弥生時代 三浦一樹氏(仙台市教育委員会)
古墳時代 石橋宏氏(東北大学埋蔵文化財調査室) ポスターセッション・資料展示
ポスターセッション・資料展示
古代 廣谷和也氏(宮城県教育委員会) 中世 森田義史氏(松島町教育委員会)
近世 鈴木隆氏(仙台市教育委員会)

平成30年度 宮城県遺跡調査成果発表会
 平成30年度宮城県遺跡調査成果発表会は平成30年12月8日(土)に、宮城県教育委員会、多賀城市教育委員会、宮城県史跡整備市町村協議会の共催を得て、下記の日程で東北歴史博物館において開催されました。

<開催概要>
期日 平成30年12月8日(土) 12:00~16:40
会場 東北歴史博物館3階講堂、1階研修室(遺物展示)
主催 宮城県考古学会
共催 宮城県教育委員会・多賀城市教育委員会・宮城県史跡整備市町村協議会
内容 口頭発表7件・資料発表11件・遺物展示7件
入場料 無料(発表資料は希望の場合、1000円頒布(会員以外))

<成果報告>
当日は、県内外より考古学に関心を寄せる方々延べ約110名の参加がありました。
本年度(平成29年度後半分を含む)県内で実施された発掘調査成果を総括する発表でした。参加頂いた方々にとっても、考古学や郷土の歴史に関心を寄せる一助となったものと考えられます。
パソコンを利用したスライドによる発表が全体を占め、調査担当者から現場で直に説明頂くような形で発表会を開催しました。また、遺物の展示を行い、発表の理解を進める上で大変好評でした。
閉会後に懇親会を行い、様々な意見交換・情報交流を図りました。

<今後の課題>
今回は河北新報夕刊仙台圏イベント情報に掲載する等の広報を行いましたが、本会について、より多くの方に知っていただき、遺跡や調査について興味・関心を高めていけるよう、さらなる周知や情報発信に努めたいと思います。
来年度以降も遺物の展示を開催してほしいとの要望がありました。今年度は、発表途中に遺物の見学時間を設けましたが、終了後にも見学したいとの意見がありました。遺物展示の時間については、検討する余地があると考えられます。
開催日時の発表を早めにしてほしいとの意見がありました。
発表会資料と口頭発表のスライドが一致していない。また、マイクの使い方を考えてほしいとの意見がありました。一般の方向けの丁寧な説明を心がける必要があると思われます。
上記の課題をふまえ、本会が、単なる情報発信にのみ留まるのでなく、参加された方々相互の親睦や意見交換が促進され、ひいては郷土への理解を深めてゆく機会となるよう、今後も努めていきたいと思います。

【開会挨拶】佐々木会長 【司会】石巻市 佐藤さん、気仙沼市 森さん
【調査成果報告会場】
仙台市 鍛冶屋敷遺跡 及川さん 栗原市 入の沢遺跡 安達さん
岩沼市 原遺跡 川又さん 仙台市 愛宕山横穴墓群 五十嵐さん
宮城県 多賀城跡 生田さん 多賀城市 市川橋遺跡 武田さん
仙台市 仙台城跡 須貝さん 【閉会挨拶】佐久間副会長
【遺物展示会場】
【遺物展示会場】

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